累計100万台を販売した
初代フリードシリーズを分析!

Nシリーズに続いて、多くの方々に支持されているフリードシリーズ。初代のフリードGB3・GB4、ハイブリッドGP3は累計100万台を超える車両台数が販売されました。5ナンバーサイズのコンパクトボディにも関わらず3列シートの7人/8人乗りを備える画期的なモデルとして登場し、「コンパクトミニバン」という新しい位置づけを確立しました。
2020年9月に2代目が発売され、販売台数はミニバンの中で首位を走る売れ行きです。初代から徐々に乗り換えを検討される一方で、修理しながら長く乗り続けることを考えられているユーザー様も多くいると存じます。年数が経過し、現場で出会う故障の頻度は増加しますので、日常的に現場で発生する故障事例や故障判断の参考になるデータをお届けします。

部品一覧

エンジン

【当社の在庫】
近年の車両は生産稼働率の向上、コスト削減に伴い、2・4WDともにエンジン部品の共通生産が増加しています。一方で、GB3・4はエンジン内部の腰下に互換性がなく、区別した構成をしています。例えば、4WDであればドライブシャフト、プロペラシャフトを固定するためにシリンダーブロックに多くのマウントが付いていたり、オイルパンにステーが付属します。駆動周りの取り回しが2WDとは変わるため、当社はエンジン内部の部品を一点ずつ確認しながら、互換範囲を駆使して提案します。
エンジンの在庫確認

CVTミッション

【不具合理由・原因】
3連・単品ソレノイドバルブの不良により油圧低下を招き、内部のプーリー、スチールベルトを滑らせてしまいます。コンピューターの信号・ソレノイドバルブのON/OFF調整により油圧回路を切り替えることで、スチールベルトをプーリーで挟みます(挟圧を発生)が、油圧低下で挟圧が無くなるため滑りを引き起こします。最悪の場合はプーリー、スチールベルトが干渉し、摩耗して傷だらけになり、鉄粉が発生してミッション内部に回ります。

【当社の在庫】
ご案内するリビルトパーツは3連・単品ソレノイドバルブを付属し、根本的解決につながる商品を提案しています。
ミッションの在庫確認

セルモーター

【不具合理由・原因】
最も多い不具合はピニオンギアの飛び込み不良(距離、速度)です。バッテリー電圧降下によりセルモーター内部のプランジャから発生する電磁力が弱くなり、モーターの回転も弱まることでピニオンの飛び込みが悪くなります。また、スタータースイッチからセルモーターとのS端子間の配線劣化(サビや接点不良)による通電不良、アース不良が挙げられます。

【当社の在庫】
再発防止のために①バッテリー、②セルモーターの同時交換を勧めています。
セルモーターの在庫確認

お問い合わせ

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